ダンボールの"強さ"と"経済性"の高さ
ダンボールの強さの秘密は"中空構造"にあるということが分かっていますが、ではあの中芯の波状の部分がどうして強さに結び付くのかを見てみることにしましょう。
緩衝材に"エアキャップ"などと呼ばれている空気の入ったものがありますが、ここでは空気の詰まった直径1cm程度のたくさんの突起が衝撃を吸収して圧力に対する強度を高め中の品物を損傷から守ってくれています。
たとえば私たち人間にも、人からの攻撃をそれ以上の力でやり返すことのできる肉体的な強さをもった人と、攻撃を一旦受け入れるけれども知恵を使って冷静に対応することのできる精神的な強さをもった人とがいますね。
これにあてはめるとすれば、硬い素材でできた梱包材は前者で、ダンボールは後者だと言えます。
トラックでの輸送で揺れという衝撃を受けても、周囲の荷物を傷つけることなく、そして自分の荷物もしっかり守ることができるというスマートで知的な強さをもっているのです。
また、"経済性"の高さという点に関して言えば、ダンボールは価格が安いだけでなく、その軽さからもたらされる運搬費用の削減にも貢献しています。
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